ブックオフ/ハードオフで捕獲すべき旧規格音源(仮)
ブックオフ/ハードオフで捕獲すべき旧規格音源(仮)
元々レアで高価なものではなく、以前は普通に買えたけれど「そういえば、最近見ないな」という物の中で、実は稀少性が高い、実は他には収録されていない、という物を個人的観点から紹介します。
なお、参考に駿河屋リンクを貼っておきます。
駿河屋でもまだ安い物から、「高すぎるわ!」という物もありますので、参考程度に。
8cmCD
最近は市場に出る数が減っているので、ビジュアル系やジャパメタ、洋ロック、アニメ主題歌など、基本的に稀少な物、高い物は多いし、配布盤や伝説的なレア盤も多いが、ここでは「それなりに売れた」が今でも価値が下がっていないものを紹介。
hide「TELL ME」
アルバムからのシングルカットで、「TELL ME」自体はアルバムと同テイク。
しかし、RYUICHI(LUNA SEA)とのツインボーカルが聞ける「SCANNER ~愛のデュエット~」は、実はここでしか聞けない。
→駿河屋
hide「ROCKET DIVE」「ピンクスパイダー」
「ever free」「HURRY GO ROUND」(各初回)
初回特典の怪人カードがレア。入ってたらMUST BUY。
持ってるカードでも、トレードのために確保するのがオススメ。
全種類揃えたら自慢できます。
「ROCKET DIVE」のカードは生産数が極端に少ないので見かけたら絶対に捕獲すべき。また、VHS/DVD「A STORY」のカードも、シングル盤と違い単価が高かったため流通量は非常に少なく、捕獲すべきシリーズ。
→駿河屋
ニューヴォーグ
「SENSUAL WORLD」「Dance Romanesque」
Vogue時代は配布音源しかないので、見かけたら少々高くてもMUST BUYなのだが、ニューヴォーグ時代もシングルは熱い。リード曲はアルバムとは別テイク(「Dance~」に関してはアレンジが大幅に違う)、カップリングはアルバム未収録、初回特典でロゴステッカー付と、購買意欲が高まる要素が詰め込まれたCD。
曲自体、めちゃくちゃクオリティが高いのでオススメ。
ROUAGE各種
「月の素顔」収録の「蜃気楼」が大名曲のため、高値が付いてるのは有名だが、他の作品のカップリング曲もアルバム未収録が多く、人気が高い。
見落としがちなのは「QUEEN」。シングル以降はベストにもアルバムテイクが収録されているので、音的にも貴重。
ROUAGE「理想郷」(2ndプレス)
8cmでかなり貴重。1曲少ないが、いつから何枚売られたか不明なくらい少ない。(気付いたら3rdプレスが出てた)
ROUAGE「SILK」(黒盤)
インディーズ作。歌詞カードと収録曲順が違うことで有名なCDだが、黒盤は収録順が違った(正しかった)という情報あり。(未所持のため未確認)
プレス時期で修正されている可能性もあるので、全色揃える価値はコレクション以上の意味がありそう。
なお、上記の写真は青ジャケ。持っていないなら何色を買ってもいいが、オススメは「黒」とさせていただきます。
Laputa各種
初回特典でステッカー付の物が多いので、それ目当てで買うのもあり。
「硝子の肖像」はカップリングの「舌」がハード系の大傑作ではあるが、オリジナルテイクはここでしか聞けないので、絶対に外してはいけない一枚。
→駿河屋
L’Arc-en-Ciel「Blurry Eyes」「Vivid Colors」(各初回)
初回盤はSONYのサンプラーCDが付いていてレア。特にレアな音源が入ってるわけではないけれど、レア。
ジャケ底部から見ればCDが入ってるのが分かるので、初回なら買い。
PENICILLIN「MELODY」(ライカエジソン盤)
2枚組で、2枚目がカラオケ+トークという内容。トークが3種類あり、千聖とO-JIROが盛り上がるver.、盛り下がるver.が一般発売され、内容が違う物がライカエジソンでのみ販売された「らしい」。聞いたことがないので「らしい」。
ガチャ要素が強いCDだが、一般販売された2種類もそもそも数はあまり多くなく、ステッカーも付いているなら、見かけたら値段によっては買っていいCD。
なお、いつ出たかも覚えてない、色違いの2ndプレス(写真下)も、持ってる人をほとんど見ないレア物なので、見かけたら捕獲が◎。
X JAPAN「FOREVER LOVE」「SCARS」(ピュアゴールドCD)
hide逝去後に追悼リリースされた再発盤。
色々と気持ちに整理がつかなかった上に、元々かなり売れていたシングルなので、買いなおした人も少なかった。オリジナルと比べ、数はかなり少ない。
「PRIDE テーマ曲CD」
2000年代、大人気だった世界最高峰の格闘団体(と思ってる)PRIDEのテーマ曲を収録したシングル。ダンダンダダン!の曲。
選手ごとの入場曲を収録したCDは多いが、実は一番有名なこの曲が収録されているCDは非常に少なく、特にこのシングルは諭吉越えの超プレ値になっている…が、ブックオフ・ハードオフなら格安放流される可能性も若干ある…かも?と思いたい。
→駿河屋
マキシシングル
2000年頃には、シングルの主流メディアになりましたが…
その中でも、ちょっと変わった内容の物を紹介…
Aliene Ma’riage「Ma'ria」(2ndプレス)
1stと2ndでかなり内容が違うCD。
1stは金ピカジャケットで3曲をごちゃ混ぜミックス、ボーナストラックはノイズ音という尖りまくった内容だが、2ndは各曲がちゃんと分離され、ボーナストラックも曲が収録されている。
バンドのカラーとしては1stなのかもしれないが、解散してしまった今、このバンドの曲の良さが聞ける2ndがオススメ。
MALICE MIZER「Gardenia」「Beast of Blood」「Garnet」
Klaha時代のマキシ3部作。アルバム制作の予定はあったと思うが…作られることなく活動終了してしまったので、全曲このCDでしか聞けない。
3作ともMALICE MIZERらしさが存分に聞ける"名曲"と呼んで差し支えないリード曲に、Moi dix Moisのスタイルにも通じるアグレッシブさが聞けるカップリング曲の対比が面白い。
以前は投げ売りされていたが、ついに駿河屋この作品の素晴らしさに気付いたのか、定価を超える値段をつけ始めたので、安く出てくるうちに押さえておいて欲しい作品。
…「Beast of Blood」はアナログ盤でリイシューしてほしいなぁ。
Mana様、やってくれないかなぁ。(やってくれない)
→駿河屋(「Garnet」)
B’z、hide、Pierrot、SEX MACHINEGUNS他。
8cm→12cm化の再発シングル各種。
基本、8cmで持ってた人が多いので、12cmで買いなおした人の方が少ない。貴重なものが多い。
ただし、L’Arc-en-Cielの再発盤は初回のピクチャー版でないと、あまり貴重ではないかも…
CCCD
音楽界での曲の売り方の将来を読み間違えたレコード会社が導入した悪しき技術。
当初は「音が悪くなる!!」と非難轟々だった(ごく初期のものはそういう技術もあったらしい?)が、実際に広く使われた技術は、CDのブランク部分となる音データ外周部に圧縮音源を入れ、データCDとして認識させてリッピングできないようにする…という物のようで、圧縮音源はともかく、CD-DA部分に音の違いは感じないのが正直な印象だった。
て言うか、普通にリッピングできたものがほとんど。
しかし、PCに不要なプレイヤーが強制インストールされたり、存在自体めんどくさい古き悪しき物なので、再発で通常CDになってる(SHM-CDやBlu-spec CDになってたりもする)物は中古市場でも人気が非常に高い。
…が、ビジュアル系にはあんまりCCCDが無い…
陰陽座「鳳翼麟瞳」
KING RECORDが「CCCDを採用したい」と言い出し、当時新人バンドだった陰陽座のアルバムに採用することに。
しかし、瞬火兄さんが「今後、この技術をすべてのCDに採用するなら了承するが、そうでないならすぐに通常仕様盤をリリースする」と言う条件を付け…案の定、キングはこのCD以外にはCCCDを採用しなかったため…
ブックレット無しの通常盤以降は通常CD仕様。
聴き比べにいかがでしょう?
また、滅多に市場には出ないが、プロモ盤も通常CD仕様。
SEX MACHINEGUNS「マシンガンズの集い」(2014再発SHM-CD盤)
第一メジャー期マシンガンズのベスト盤。
4th「IGNITION」以降の作品はすべてCCCD仕様だったが、このCDのみSHM-CD再発がされている。
初回盤はあまり高くならないが、こちらは(もともと廉価販売だったこともあり)定価を超える値段で扱われている。
LP
最近は重量盤や限定プレス盤が増え、そもそも高い物が多いので、当時物で貴重なものを紹介。
B’z「B’z」
松本孝弘「THOUSAND WAVE」
実は、最初期にはLP盤が生産されていたCD世代のバンドの作品はとても貴重。
生産数はかなり少ないが、出てきたらかなりのお宝。
B'zに関しては、少し前に全アルバムが限定でLP化されているが、言うまでもなく、そちらもかなり貴重。
TM NETWORK「CAROL」「DRESS」
逆に、レコード世代がCD時代に移るタイミングの作品も、LPの生産数がかなり少なく貴重。Xの「BLUE BLOOD」は分かりやすい例か…
TMの上記2作は生産数が少ないうえに、作品の人気が高いので、市場価格はずっと下がらない。
「CAROL」に関してはCDと曲順が違い、「CAROL」のコンセプトディスク、TMの新曲(設定上はシナリオに出てくるガボールスクリーンの新曲設定)ディスクに分かれていて、より表現したいことが明確に表されている。
なお、LPとは少し離れるが、LPを唯一再現した2007年の紙ジャケ再発CDの「CAROL」もかなり人気があり、市場価格は高い。
VHS
最近はマイナー作も限定でDVD化されていて、VHSよりも再販DVDの方が数も少なくレア&高価ということも多々ありますが、有名作でも未DVD化の物もあります。
黒夢「短命の百合達」(初回版)
清春自身が一時期ビジュアル系時代を否定したり、「autism」が問題になったり…ということで、簡素なパッケージで再販されたものはイメージシーンや「autism」がカットされた「不完全版」になっていて、DVD化されたものもそちらが基準になっている。
ジャケットデザインから収録内容まで、ビジュアル系時代の集大成と言える素晴らしい内容なので旧盤がオススメ。
特典ポストカードもお忘れなく。
SEX MACHINEGUNS
「INTO THE FIRE」「BORN OF FIRE」「新居浜ビデオ」
「NOZARASHI -HISASHIBURI-」他インディーズ・FC作各種
メジャー作以外は未DVD化。
基本あまり高くないが、LAWSON限定ジャケットがあったり、2ndプレスで大幅なジャケット変更があるのも面白い。
ライブで人気を獲得したバンドだけに、内容はどれも素晴らしい。
ROUAGE「VHS各種」
NKホールのライブのみDVD化され、超プレ値がついていることで有名だが、ライブビデオ、FC限定で売られた単曲PV、インディーズ作、配布作等々、多くのVHS作品を残している。ほとんどがレア度・内容ともに良いのでオススメ。
ライブ作品では、「理想郷FINAL」「from BIBLE」がビジュアル系時代の集大成になっていてオススメ。
「理想郷FINAL」「プロトカルチャー」は、写真集等色々特典が付いたBOX仕様で少し収納が大変なので、注意も必要…
プレゼントVHS
CD購入の抽選プレゼントで秘蔵VHSが貰えることが'90年代には時々あった。
VHSというメディアのため、「見れなくなった」と手放したり、店側もデータを持ってなくて「よく分からない」と値段を安くつけることは時々ある。
BUCK-TICK「GLAMOROUS」「キャンディ」
他にもあるかもしれないが、PVのメイキングビデオが抽プレ品で存在する。言うまでもなく超レア…だけど、値段は付きにくい。
しかし、他の作品では見れない映像で、音源コンプリの観点からも、レア度はかなり高い。
なお、強力なコピーガードがかかってるので、ちゃんとした設備(?)がないと今のTVでは見れない…かも!?
D'ERLANGER「KIDS BLUE」
伝説的抽プレ品。めちゃくちゃレア。内容を知ってる人もほとんどいない。
前述のとおり、VHSというメディアのため「以前は貴重だったけど…」と放流してしまう人もいるかもしれない…が、今でもめちゃくちゃ稀少価値が高いので、見かけたら必ず捕獲してほしい作品。
LD
メディアとしては再生機が稀少&超高価、画質はDVD以下。今のTVで見るとモザイク状態…だが、大判ジャケットはLPのように壁貼りすると迫力がある。また、未DVD化で超貴重なものも…
AION「FILM PLASMATIC MANIA」
LDのビジュアル系~メタル系作品では恐らく最もレアな音楽作品。(画像はVHS)
迫力満点のライブを収録した内容で、この作品でしか聞けないギターソロ曲「PETER」も収録。単純にVHS版を引き延ばしただけじゃないジャケットデザインも◎。
とにかく枚数が少ないので、少々高くても買っておいて損しない。
未DVD化なので、VHS版も押さえておきたい作品。